栗の木

テニスボールくらいの大きさの実がついて、やっと、ああ、ここに栗の木があったのだ、と思い出しました。まだ緑色ですが、イガを張り出したその存在感は、すぐに目に尽きます。
変なところにあるのです。国道沿いのすぐ脇。実が車道にはみ出しているくらい。2本、とても大きくて立派です。もとは栗畑だった、とも思えません。謎の存在です。でも、気になります。
実が付いて大きくなるまでは、ただの樹木です。平凡で見過ごしてしまいます。それが、突然、注目の的になるのです。茶色になって誰かが収穫するまで、目が離せなくなります。
東京にいたころ、青梅かどこかで、栗林に出くわしたことがありました。収穫のあとだったのか、それとも放置された畑だったのか、結構な数の栗が落ちていて、夢中で拾いました。
ミレーの「落ち穂ひろい」状態ですね。イガがはじけている実だけをたくさん取りました。問題はそこからで、どうやって焼いたものか分かりません。で、圧力なべで煮ました。かなりの時間。
次は皮むきが大変。いま思うと、鬼皮を剥いてから煮ればよかったのでしょうか。何とか食べられる状態になりましたが、実が小さく、甘さもあまりありませんでした。たぶん、商品にならないものだったのでしょう。
さて、国道沿いの栗は、いつごろ食べ時になるのでしょうかね。といって、かってに取るわけじゃありません。他人事ながら、気になるだけです。カスピ海ヨーグルトの効果のヒミツが知りたい!